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潔子爛漫 ネタバレ 17話 ブログトップ

潔子爛漫 ネタバレ 17話 [潔子爛漫 ネタバレ 17話]

潔子爛漫 ネタバレ 17話

二宮盛道(高知東生)は、潔子を汚すために妾にすると言う。
それは、潔子を見ていると武士の魂が蘇らされて苦しめられると言う身勝手な理由からだ。
だが潔子は「お金は、蒼太(石垣佑磨)と共に頑張って1年ですべてお返しします」と、その申し出を断る。
潔子が蒼太の事を「世の中の弱い人のために自分の人生のすべてを掛けようとする尊い志の人」
と言うと、盛道は「弱者を切り捨てられぬ臆病者か」と絡む。
しかし潔子も負けずに「二宮様こそ、ご自分の生き方に誇りを持てぬ臆病者ではございませんか!
武士とは己の利のために生きる者ではないと教わっております」
と言い返す。

その言葉に盛道は腹を立て、それほど、その男が有能であると言うのならば潰してやると卑劣な事を口にした。
「せっかくの才能も実力を出す機会がなければ花は開かぬ。おまえがその男を破滅に追いやるのだ。」
この盛道の脅しに潔子は不安を感じるが、それでも蒼太を信じて生きて行こうと思う。

有馬医院に戻り、2人で診療をしていると、木村権蔵(金山一彦)がやって来て、
利子を払えと言う。
2倍の返済の上に利子を取るなどとは、悪徳金融でも、なかなか、そこまではしないという非道ぶりであるが、
月20円のその利子を、奥で休んでいた蒼太の父、有馬喜一(五代高之)が払ってくれた。
先祖が残した医学書を売って作った金である。


利子を取りに来たのは、やはり二宮盛道の差し金で、
妾にしようとしたり、九堂家の地券を取り上げたり、払いきれない利子を課したりと、
潔子を追い詰めていた父の所業を知った盛道の息子、隆道(加藤慶祐)は、激しい憤りを父にぶつける。
すると盛道は逆切れして隆道に軍刀を投げて「これで俺を刺してみろ!惚れた女を救いたければ、それぐらいの気概を見せて見ろ!」と支離滅裂で話にならない。
一旦、軍刀を抜いた隆道だが、卑劣で鬼畜のような人間でも自分の父、殺す事も出来ない。

行き場のない苦しみに家を飛び出した隆道は、嵐の中を蒼太のいる有馬医院まで疾走した。
濡れ鼠になった隆道に「何があった?」と聞く蒼太。
隆道は「俺を殺してくれ!」と何度も繰り返した後に、
ついに、自分の父が九堂校長に冤罪の罪を着せて死に追いやった謀略を告白し、
その事を知っていながら黙っていた自分もまた裏切り者だと言って詫びた。


とうてい許す事の出来ない蒼太は「出て行け!もう二度とおまえの顔は見たくない!」と叫ぶ。
隆道は去り際に「潔子さんを助けてやってくれ。もうおまえしかいないんだ」と弱弱しく願うと、
再び雨の中へ姿を消した。

泣き叫ぶ蒼太に、父、有馬喜一(五代高之)は、
もう自分や患者達の事は背負わなくていいから、
潔子さんと二人、どこか遠くへ逃げて、平和に暮らせと言う。
「男は本当に大切なものを1つだけ命がけで守ればそれでいいのだ」と喜一は言うが、
心の優しい蒼太には、そんな事は出来ない。


潔子は、盛道から言われた不穏な脅し文句を思い出し、不安に怯えていた。
そしてお紺と話すうちに、また心は
「大切な人の夢を支えたい。大切な人の夢を潰すような事をしてはいけない」というところに揺り戻っていった。

潔子は蒼太の夢を支えるために、覚悟を決めて渋澤弥彦(合田雅吏)の元に相談に訪れた。
潔子は「私はどうなっても良いから、蒼太さんのの苦境をお救い下さい」と弥彦に頼む。

その頃、蒼太は二宮盛道に会いに行っていた。
蒼太は「あなたに少しでも武士の魂が残っているのなら自主して下さい」と願うが
盛道は「武士の魂など、とっくに捨てたわ」と言い放つ。
そして蒼太は更に、盛道が潔子に執着する理由と、その狂気を知り「あなたを告発する」と宣告するが、
「俺がいなくなっても借金は残る。借金の形に女郎屋に身を落させるのも一興だな」と脅してきた。
潔子を守りたい一心の蒼太は、土下座をして「一生、あなたの手足となり働くから潔子さんにだけは手出しをしないで下さい」と願うのだが、
盛道は聞く耳を持たない。
と、そこへドアを開けて弥彦が入ってきた。
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