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潔子爛漫 ネタバレ 14話 ブログトップ

潔子爛漫 ネタバレ 14話 [潔子爛漫 ネタバレ 14話]

潔子爛漫 ネタバレ 14話

蒼太と潔子のやりとりを聞いていた渋澤弥彦(合田雅吏)は潔子に尋ねた。
「蒼太の心配がわかっていて何故、わざわざ苦労する道を選ぶ?」

「それが私の心の誠だからです」
そう答えて姿を消した潔子。

蒼太とわかりあえぬまま気まずくなった潔子の足は知らず知らずに実家へ向いた。
潔子が庭先を見つめ佇んでいると、すぐに母、文乃(大鳥れい)が気づいて
潔子の話を聞いてくれた。

イシの気持ちを引き継いで、このまま木村で働こうと思うと話す潔子に
「あなたがそう決めたのなら、信じる道を行きなさい。暮らし向きの事は大丈夫」
母はそう言ってくれた。
そして「諦めずに力を尽くせば、いずれ天にも通じましょう」と励ましてくれた。

文乃は潔子から、この度の事は、渋澤弥彦(合田雅吏)が、警察へ通報しての事だったと聞き、
なぜ、縁もゆかりもない渋澤が、潔子の為に、そこまでの事をしてくれたのか?と不思議に思いこの後日、渋澤商會を訪ねるのであった。


木村屋へ戻った潔子が、女将の木村八重(比企理恵)に
「あんたのせいなんだよ!この疫病神が!」と罵られていると、
以前とはうって変わった光景で
「まだ、そんな人を貶めるような事を言っているの?!」と、千代がそれを咎めたてていた。
更に「潔子さんに手を出したら私が許さないから!」とまで。
その時、千代が、二宮隆道(加藤慶祐)が力になってくれていると告げたので、
女将は勘違いして、やっぱり隆道は千代の事を思ってくれているのかと喜んで
「だったら店を継ぐなんてやめて隆道様の所へ嫁に行ってしまいな」と言うが、千代がそういう事ではないと
教えると、今度は「なんだ。結局、袖にされたのかい。袖にされた男にまだ頼っているなんて未練がましいね」
と意味のない親子喧嘩を展開していた。

ただ千代が以前の千代よりも成長したのは、
隆道さんの心に私がいない事はよくわかったけれども、
自分が隆道さんを好きな事に変わりはない。
だから、せめてこれからは、隆道さんに恥ずかしくない自分でいたいとの決意を新たにした事であった。


渋澤商會では、蒼太(石垣佑磨)に
「すげない追い返し方をしたもんだ」と渋澤弥彦(合田雅吏)が声を掛けていた。
しかし淡々として「もう何も言うつもりはない」と答える蒼太。

「はがゆくて悔しいけれど無力な私には何も出来ないのです。自分の手で守れるようになるまでは私は自分の事しか考えません」
それを聞いて弥彦は「なるほど」と笑う。
今度は蒼太が弥彦の気持ちを確かめるように「旦那様が警察に通報したのは何故ですか?」と尋ねる。
弥彦ははぐらかそうとしたが、蒼太は弥彦が潔子に好意を持っている事をそれとなく感じ取っていた。
弥彦は「くだらん邪推をするな。木村の横暴に腹が立っただけだ」と笑ってごまかそうとしたが、
蒼太は弥彦に挑むように「私は一日も早く一人前の商人になります。そして潔子さんの苦労を助けたいと思います」と告げた。

渋澤たつ(弥彦の母/赤座美代子)は弥彦が、潔子に心惹かれている事を見抜き、
蒼太との三角関係を心配そうに見守っていた。

潔子の母、文乃が渋澤商會を訪ねてきたが、あいにく弥彦が留守なので、たつが会う事となる。
菓子折りを持参し挨拶に来た文乃。
「この度はこちらのご主人に娘が苦境を救って頂いたと聞き及びお礼に参上致しました。」
「評判の芳しくない男が何の魂胆があって娘を助けたりしたのかと気になってらしたんでしょう?」と
文乃の気持ちを、見透かすようにたつが言うと、確かに潔子の事が心配で訪ねて来た文乃は戸惑う。

たつが「弥彦は商いの他のところでは卑怯、卑劣はしない子だと信じています。その点はどうか安心なさって下さい」と正直な身の上話を始めた。
そして「今回のように商売に関係のないところで人様の心配をするのは珍しい。本人の気持ちは推して知るべしってところですかね」
と話すのを聞いて、文乃にも漸く、弥彦の気持ちがわかったが、やはり潔子の母としても戸惑いは隠せない。


木村屋へ隆道が近日中に営業停止処分が解けるという知らせを持ってやってきた。
「経営者が変わったという点が功を奏したのです」と隆道は伝えたが、実のところは、
隆道が父の盛道(高知東生)を脅しねじ伏せての結果である。

だが、店の名前を変えてくれるようにと言われた事から
木村屋では千代が女中達に新しい店名を相談する。
ただ千代は1つだけお願いがあると、店名に「石」という漢字を入れてくれる事を希望する。
イシが命を掛けて守り残してくれた店だからというのが理由であった。

字を習い始めたばかりの女中達には石という漢字は難しかったので、
潔子に店名を考えるお鉢が回り、潔子は「さざれ石」という店名を発案する。
潔子は言った。
「さざれ石というのは小さな石粒の事なの。その小さな石粒だって1粒1粒が寄り集まれば、大きな岩にもなる。
私達は今、小さな石粒だけどみんなで頑張ればお店だって大きくなる。
イシさんだって、それを願ってらしたと思うの」
それで、女中達の満場一致で新しい店の名前は「さざれ石」と決まった。

新しい店名を文乃が書き、皆の気持ちも1つに纏まり、順風満帆な新しい店の門出であった。


三年後。

手代頭にまで登りつめた蒼太は、たくましい弥彦の右腕に成長していた。
台湾で樟脳を買い付けて日本へ戻ってきた蒼太。

その日、さざれ石で商談があり蒼太も同席する事となる。
さざれ石は新しい女将になってから評判も上々の店に変わっていた。


あの日以来、潔子への想いを封印してきた蒼太。
そして潔子もまた会いたい気持ちに蓋をして千代を支え続けてきた。


渋澤商會の来店で、
女将の千代が挨拶に座敷へ上がった時、弥彦が「あの武家の娘はまだいるのか」と尋ねた。
「潔子さんでしたらまだおりますが、何か?」と千代が答える間も、妙にモジモジとする蒼太。
弥彦が笑いながら「昔、少々わけありで」と答え「なぁ」と蒼太に同意を求めると、
蒼太は、ますます照れる。
「ではご挨拶に伺わせましょうか?」という千代の言葉に、
蒼太は緊張のあまり「厠へ行ってまいります」と、思わず立ち上がる。


3年たっても相変わらず腹黒い木村屋の主人は、
二宮盛道(高知東生)に店の営業資金を出してもらっていた。
その繋がりで盛道は今なお潔子が、元木村屋、現さざれ石にいる事を知る。


3年ぶりに、さざれ石の廊下で再会を果たした潔子と蒼太の運命は…。
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