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潔子爛漫 ネタバレ 6話 [潔子爛漫 ネタバレ 6話]

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潔子爛漫 ネタバレ 6話


蒼太は、渋澤弥彦に土下座一つ出来なかった自分を悔いるとともに、
貧しい患者の身になり医者をやってきた自分が如何に無力であったかに気付き
悩み始める。

だが、父、有馬喜一(五代高之)は、忠近様の誇りをお守り出来たのだから、それで良かったと言う。
潔子の家でもまた、母は、潔子が蒼太の土下座を止めた事は間違っていない。
お父様の誇りを守るために毅然としてお待ちしましょうと言う。

一方、渋澤商會、渋澤弥彦(合田雅吏)は従業員に命じて教員投獄の件を調べさせていた。
従業員が警察署長へ聞きに言った結果、この逮捕は、東京府の役員からの情報提供によるものだという事がわかる。

東京府の役員が誰かは警察署長もわからないと言いつつ10円の情報提供料を取られたというので、
弥彦はその従業員に更に金を渡して
「この金でそのごうつくばりの警察署長を落せ。この金を使ってその校長を釈放させるんだ」と命じる。

弥彦は役員が絡んでいるという事で金の匂いを嗅ぎ取ったのだった。


弥彦の賄賂の効き目かどうか?数日後、忠近(渡辺裕之)が、釈放されて戻るが、
ロクに食事も与えられないような獄中の生活で、忠近は肺炎を起こし、すっかり体を壊して寝付いてしまう。

蒼太は絶対に助けてみせると言って、九堂家に泊まり込みで看護する。


病床の忠近は「己の誠を貫き誇りを守れたのだから悔いはない」と言う。
そして潔子に「これから何が起ころうと人を憎んだり恨んだりしてははならない。ただ真っ直ぐに生きよ」と話す。


その頃、二宮盛道(高知東生)宅では、盛道が部下から、忠近が釈放されたという事、
そして、この釈放に、渋澤商會が絡んでいるとの報告を聞き、
「やっかいな事になった」と考え込む。

このままでは自分の悪事が露見するのではないかと心配になった盛道は、もっともらしい口実を作り、
渋澤弥彦を訪ねて行く。
だが弥彦は、すぐ様、二宮が他に用があってやって来た事を見抜き、
「署長に金を掴ませて校長を出したのは私だ」と告げる。
そして≪二宮が先に署長に金を掴ませて校長をぶち込んだのを見抜いているぞ≫と、わからせた。
二宮は尚も、とぼけようとしたが、
弥彦が金庫から大金の札束を出して、「心配しなくても、今回の事は口外はしませんよ」と言いながら、
目の前に札束を積み「あなたには出世して頂く。そのための資金はいくらでも出す」と告げたものだから、
二宮は、その金を懐へ納め、釣り上げられた事を自覚したが同時に、
これで自分の悪事の露見は封じられたと安心した。

二宮は悪事を封印出来たのみならず、それと同時に、力強いスポンサーも得たのだ。


その日の夕刻、九堂家では、忠近が家族全員と蒼太に見守られながら息を引き取った。
家族に見守られ安堵し、やすらかな最後であったのがせめてもの慰めであろう。

忠近が最後に潔子に残した言葉は
「歩のように一歩、一歩、着実に真っ直ぐ生きよ。やがてそれはいつか金(きん)に変わるような強い力の実りとなるだろう」
というものであった。


家族と有馬親子だけの慎ましい葬儀の席にまたしても、外から障子を突き破り石が投げ込まれる。
それが母の額に当たり血が滲む。
そして「横領教師の家族は出ていけ!」という心無い声が響いた。

「父は無実なのに、なぜこんな目にあうのか」と幼い弟が泣きながら母に尋ねる。
母に変わって潔子が「お父様は何も悪くないの。けっして、けっして何も悪くないのよ」と言って聞かせる。


石を投げ込んだ輩を追おうとして取り逃がした蒼太は、苛立ちを募らせる。


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