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潔子爛漫 ネタバレ 25話 [潔子爛漫 ネタバレ 25話]

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潔子爛漫 ネタバレ 25話

「潔子の腹の子の父親はおまえか!」という唐突な弥彦(合田雅吏)の問いに、
一瞬、言葉を失った蒼太(石垣佑磨)であったが、
あまりの弥彦の邪推に
「何を仰います!それではあまりに潔子さんが可哀そうです。旦那様、潔子さんを信じてあげて下さい。潔子さんは旦那様を裏切るような人では断じてありません」と主張した。

蒼太にそう言われるまでもなく弥彦もまた潔子の性格をよく知っていた。
ただ「潔子の心には今でも蒼太が棲んでいる」その思いが弥彦の心を迷わせていたに過ぎない。
難儀な事に、この弥彦と蒼太のやりとりを玄関口の戸の外で聞いていた者がいる。
それは蒼太にぞっこんの久仁子(富永沙織)である。
ただの弥彦の邪推に過ぎないこの想像が、この後、久仁子を醜い女の嫉妬にかりたてて行く事となる。


母の葬儀を済ませた翌朝の事、潔子は、弟、忠満 (椙杜翔馬)の身支度を整えてやり、
愛情を込めて本家の方々の言う事を良く聞くようにと言い聞かせると、本家の叔父に深々と頭を下げ、
忠満の養育を、何卒宜しくお願いしますと頼んだ。

忠満が叔父に連れられて行ってしまうと、潔子はしみじみと、
広く寂しくなった九堂家の有様を噛みしめる。
九堂の家は、忠満が成人するまで蒼太が守ってくれる事になった。


蒼太は潔子にも、弥彦に言ったのと同じように「きいちゃん、旦那様を信じてくれ」と頼んだ。
蒼太は、自分が、弥彦と潔子の仲を取り持つ事で、潔子が辛い思いをせず幸せになれるようにと、
ひたすら願っての思いからそうしたのだ。
蒼太は言う。
「あの人は本当は心の優しい人なんだ。いつか必ず心を開いて下さる筈。それまでは何があっても旦那様を信じてくれ」と。
潔子は素直に「はい」と答える。
この世に、こんな汚れなき魂の男女がいるのか!と心を打たれる。


渋澤の家に戻った潔子。
たつ(赤座美代子)は相変わらず、優しく接してくれた。


久仁子は清太郎(八神蓮)との夜の営みが嫌で、それを女中のきみに押し付けようとする。
そのせいで、台所で元気を無くすきみを、潔子が心配して気遣うが、
きみが打ち明けようとしたその時に、
久仁子が来て「お客間に私の布団を運んでちょうだい」と命令する。

そして潔子には「あなた好きな男の子供を孕んだからといって、いい気にならないでね。蒼太は私のものよ。あなたなんかに負けるもんですか!」と、
お門違いな言葉を浴びせて出て行く。


弥彦と二宮盛道(高知東生)の会話の中で、
盛道に「なぜ武器商人になった?」と聞かれた弥彦は「国のため。二宮様もそうではないのですか?」と答える。
「妙な情けは人を弱くする」とも。
だが既に国からも不要にされたという思いの二宮は、最早、己が金と権力を手に入れる事しか考えていなかった。
そんな盛道にまた、忠近(渡辺裕之)の「おまえに心の誠はあるのか?!」という幻聴が聞こえる。


夜になり、きみが、清太郎と久仁子の部屋で、久仁子の言いつけに従い清太郎を待っていた。
清太郎はきみに「下がりな」と言うが、きみが動かないので、切れて
「出て行けって言ってんだよ!馬鹿野郎!」と声を荒げた。
それで、きみは出て行き、清太郎はひとり布団に大の字に寝転がり、やるせない気分に悩まされる。



料亭さざれ石では、千代がつわりで吐き気を催し、千代は思うところあって、
蒼太を店に呼び、とんでもない頼み事をする。

千代は、隆道(加藤慶祐)の夢の邪魔はしたくないから、子供の事は知らせないままで、
蒼太に産まれて来る子供の父親になって欲しいと言うのである。

隆道には、政治家としての出世に有利な、侯爵家のお嬢様との縁談が進んでいるから、
自分との事で出世の妨げはしたくないというのである。

千代の両親が、その話の内容を聞きつけてしまって、
父親が「二宮家へ乗り込んで責任を取ってもらうぞ!」と言い出して大騒ぎとなる。

八重(比企理恵)は八重で「どっちみち嫁になれない男の子供なんか降ろしてしまうんだよ」と言って、
千代を引っ張って行こうとするので、お人よしの蒼太は見るに見かねて、
「私が責任を持って二宮に伝えます。あいつは逃げるような男ではない。ですから信じて待っていて下さい」と言う。

すると、したたかな千代の両親は「では待つ事にしよう。だけど、もし二宮のぼっちゃんが戻って来なかったら、
先生が千代を嫁にしてくれ」と言い出し、蒼太は、その時は責任を取ると約束をしてしまう。



再び、渋澤家。
鏡を見て、再び、真っ直ぐに前を向いて生きる決意を新たにしてる潔子のところへ、清太郎が来て、
「出て行かないのは勝手だけど、この家の跡継ぎはこの俺だからな」と、またしても釘を刺す。

潔子の「はい。承知しております」との言葉で、全く欲のない潔子の性根に気付いた清太郎は、
なんだか癒されたような気持になり、潔子に対して、身構えてこれまで着ていた鎧を脱ぎ捨てて、
心を開いたかのようであった。


その様子を見ていた久仁子は、清太郎の心まで自由自在に操るのかと、
潔子への憎しみを更に燃え立たせた。


台所では、久仁子の無理な要求で悩んでいたきみが体調を崩しており、奉公人から、きみに言いつけられた
倉庫の中の荷の数の確認を潔子が代ってする事になった。

荷物の数を中腰になり確認していた潔子の死角に入り、高く詰まれた木箱を潔子に向かって押し倒す久仁子。
だが、それを見ていた弥彦が、崩れ落ちる荷と潔子の間に割って入り、潔子を庇って怪我をする。


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