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潔子爛漫 ネタバレ 11話 [潔子爛漫 ネタバレ 11話]

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潔子爛漫 ネタバレ 11話

潔子が祖母から譲り受け大切にしている鏡を千代が取り上げてしまう。
千代の普段の我儘ぶりを知っている女中達は、潔子に「諦めな」と言う。
けれど潔子は大切な祖母の形見なので取り返しに行く。
だが、女中のイシもいっしょになって「誰のお蔭で、この店に雇ってもらえたのか?!気に入らないなら出て行け」と言う。

困った潔子は「その鏡は己の心を映し出す魔境で、曰く因縁があり、心が美しい者が見ると美しく映り、
逆に邪心や人への敵意を持った者が見ると、世にも醜い顔が映るのです」と告げる。

「馬鹿馬鹿しい」と言いながらも自分の生き様に自信のない千代は、鏡を見たとたん、己の顔が歪んで見えて、
千代は鏡を投げ出して走り去る。
鏡が床にぶつかり砕ける前に、しっかりと受け止めた潔子は鏡を取り戻す。


その頃、渋澤商會で掃除をしていた有馬蒼太(石垣佑磨)は、
弥彦の母、渋澤たつ(赤座美代子)が「潔子のような娘が弥彦の嫁になってくれたら…」と言っていた言葉を思い出し、
気にしていた。

そこへブラブラと遊び歩いてる渋澤弥彦(合田雅吏)の息子、(八神蓮)が借金の取り立て屋を連れて帰って来る。
初対面で、清太郎の存在を知らなかった蒼太が、勝手に金庫を開けようとしている清太郎を静止しようとしていると、
たつが出てきて、蒼太は、清太郎が弥彦の息子である事を知る。


渋澤商會の午後。
弥彦は、店の使用人達に珍しいアメリカの発明品であるセルロイドの人形を見せて、
この人形を作る主要な材料が樟脳である事を教える。
そして「ドイツやイギリスに遅れを取る事がないように真っ先に、うちが買い占めるんだ」と命令を下す。

その話を聞いていた蒼太は「その仕事、私にやらせて下さい」と願い出る。
それを聞いた古くから務める奉公人の須田は「おまえには10年早い!」と言って怒るが、
弥彦は「やってみろ。だが必ず成果を出せ。それが出来なければ店には必要のない人間と見なす」と乗り気を示した。
その様子を見ていたたつは「あれでは須田の立つ瀬がないのではないか?」と心配を示す。
だが弥彦としては、帝大出で、語学堪能な蒼太に大きな期待を寄せての事だった。

弥彦と入れ替わりに、華やかな笑い声を響かせて清太郎の嫁、久仁子が戻る。
久仁子は華族、飯嶋家の令嬢で商家の妻になった事をどこかで恥じている。
家事も主人の世話もせず、自由気ままに贅沢三昧の日々を過ごしていた。
そんな久仁子の態度が、たつは不満であったが、
弥彦は久仁子の実家が商売の役に立つので文句も言わず好きにさせていた。


九堂家の庭では、九堂家に対して引け目を感じている二宮隆道(加藤慶祐)がマキ割りをしていた。
潔子の母、文乃(大鳥れい)は、隆道に感謝しつつ、
潔子の事が心配なので、これからも潔子の様子を教えてくれるようにと頼む。


木村屋の夜。
お膳の片付けに精を出す潔子の元に、板前のユウジが
「内緒でお紺さんに渡して欲しい」と手紙を言伝て行った。

潔子がお紺にその手紙を渡そうとするが、お紺は頑なに受け取ろうとしない。
お紺は字が読めないと言うのだ。

そんなお紺を気遣って、潔子は、女将に
「昼間の1時間だけ、読み書きを習うためにお紺の外出を許して欲しい」と願い出る。
潔子は「習字を得意とする私の母に習えばお金は掛かりません」と熱心に頼むが、
女将は「今さら女中が読み書きを習っても仕方がない」と言って取り合わない。
ところが、そこへ隆道が現れて
「女中さん達が読み書きが出来たら、この木村の格が上がりますよ」と助言をしたので、
儲けに繋がると考えた女将は気が変わって、結局、
その時間帯に潔子がみんなの分も一手に引き受けて働く事を条件に、お紺のみならず、
女中達全員が、読み書きを習いに行く事を許可される。


その後、隆道が潔子に
「あなたは強くて人に優しい」と言葉を掛けているのを隠れ見た千代は、ドス黒い嫉妬の炎を燃やして、
隆道の心を潔子に奪われまいと「好きです。お嫁にして下さい」と頼む。
しかし、千代が、家も親も捨てると言ってさえ、隆道は「僕には心に決めた人がいる」と取り合ってはくれない。
その事で、千代は、隆道の心の中には潔子しかいない事をハッキリと思い知らされる。


さて、渋澤商會。
イギリス人との商談に、弥彦は須田ではなく、蒼太にお供を言いつける。
通訳の出来る蒼太の方が都合が良かったのだ。
自分の立場を奪われたと思った須田の表情は曇る。

一方、木村屋では、
潔子ともう1人の女中を留守番にして、
女中達がいそいそと、読み書きの手習いに出て行った。
この出来事で一気に、女中達の潔子への気持ちは、感謝と評価へと変化していた。

階段の掃除をしていた潔子に、千代が近づき、肩を強く押して、突き落した。
階段を階下へ転げ落ちて行く潔子。
階下に倒れた潔子の目に映ったものは千代の冷たい顔だった。


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